2013年 11月のNias。
秘境と言われるだけあって、サーフィン以外何もすることがない。でも、オヤジサーファーにとってはそれが最高!
スポンサーリンク
前回の話はこちらから ⇒ 第16話 インドネシア・二アス島へのサーフトリップ
オヤジの朝は早い。日の出前には起きて、Key Holeの2階から波チェック。
相変わらず、日本でよく見るサイズ程度しか上がっていない。とはいえ、リーフの形が良いので小さくても続く波が割れている。
日本でこの波にありつけた日には大興奮するだろうけど、せっかく遠征してきているからにはもうちょいサイズが欲しい。そんな贅沢を言うオヤジサーファーズは、二アスの観光に行くことにした。
観光と言っても、Lagundri bay周辺はな~んもない。
素朴なインドネシアらしい家が並んでいるくらいだ。
ということで、車をチャーターし、Bawomataluoへ。ここは近いうちに世界遺産に登録される(もうされた?)場所だと言う。ちなみに、これは、Niasのガソリンスタンド。平和でしょ?!
Lagundari Bayから30分ほど車に乗り、山の頂上へ。さらに長い階段を登るとその村はある。(なんでも480段あるらしい)
整然と家が並べて建てられている。インドネシアにしては珍しい。一昔前までは二アス族は首狩り族として有名で、独特な文化を育んでいた戦闘部族だったとのこと。
Stone Jumpingが有名で、インドネシアの旧紙幣・1000ルピーにもこの石がデザインされていた。
(1:10~からその様子)
平和な今では、これを成人の儀式として行っているようだけど、一昔前は戦闘に参加できるかどうか見極める儀式だった。敵の村の垣根を飛び越えていけるかどうか、それを見極めていたらしい。
また、Bawomataluoだけでなく二アス全般で言えることだけど、洗濯物を道端やトタンの上で干す。これってまた汚れるんじゃないかな・・・
また、一昔前までインドネシア政府とは別の王政を敷いていた村。今では王様の家も無料開放していて、王の椅子に座ることもできる。
王様の部屋にはイノシシの頭蓋骨なんかが飾ってあって、ちょいと不気味。
Bawomataluoの村からLagundri bayを見下ろす。写真中央の白波が立っている場所がそれ。
世界には面白いところがたくさんあるんだな~。
さて、次回はちゃんと波のことを書きます~
続く・・・
スポンサーリンク
Pingback: 第33話 【Surf Tripに行きたくなる動画】 Niasのバリエーションに富んだ波のサイズ! – Nomad Surfer