Movie by Malpais Surf cam, Text by Nomad Surfer.
1人負傷した若かりしオヤジサーファーズではあったが、せっかくCosta Ricaまでここで引き返せない。更に南下してMal paisに向かった。
スポンサーリンク
途中、乾季だから渡れるような川を車で渡ったり、近道だと思った先はただの海岸で砂浜の上を何度もタイヤを埋もれさせながらなんとかMal Paisまで着いた。
今から20年前、道は舗装されているわけもなく、まさにジャングルの先にある秘境といった街だった。
決して寂れているわけではない。
そこの空気を作っている旅行者、正確には色んなことからドロップアウトして移り住んだ移住者がその空気を作っていたんだと思う。
うまく言えないけど、外見のヒッピーではなく、心の中がヒッピーで成り立っている移住者がチラホラいた。良い意味でも悪い意味でも。
これ以上はあまり書けない内容になるので・・・波の話に。
このSurf Tripを通してうねりは徐々に上がってきていた。
Mal Paisに着いた翌日、サーフボード片手に宿から出ようとすると、「今日は止めておいた方がいい。波が大きすぎる」っと、朝からビール片手に日光浴をしている旅人に言われた。
でも、残りの日数は少ない。今みたいに携帯片手に地形を確認して・・・なんてことが出来なかったから、とりあえずポイントまで行くことに。
旅人の言った通り、海は一面スープで真っ白。
でも、沖の方を見てると波の合間にサーファーの姿がチラホラと見えていた。
ケガをした友達は砂浜に体育座り。なぜかクリスもその横で体育座り。彼は波を目の前にしてあきらめたようだ。
まさにこの動画の40秒~からの光景が広がっていた。
波は大きいけど、そこまで掘れるような波じゃない。たぶん大丈夫だろっということでエントリー。
波自体はだいぶ癖がある感じで、ちゃんと波を選ばないとすぐにスープの餌食になってしまう。
多分この日はサーフィンをしたというより、パドリングをしに来たという感じだった。
結局ここに2日間滞在して一路サンホセに。
昼の便だったから、朝ごはんをカフェで食べて「さぁ、帰ろう」と車まで行ったら車がなくて焦ったり(最終的にはレッカーされていただけだったけど)、最後までハプニング続きだったけどSurf Tripの奥深さを感じられた旅だった。
スポンサーリンク