さてさて、前回はポンペイ島の情報をざっと書いてみた。
⇒ 第7話 身近な楽園 ミクロネシア ポンペイ島
今日は波の話。
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ポンペイのメインはP-Pass。
基本は10月から12月の無風シーズン、1月~3月の強風シーズン、7月~9月の台風うねりシーズンの3つ。
ポンペイは環礁に囲まれているから探せばいくらでもサーフィンできる場所はありそうだけど、P-Passが一番綺麗に波が割れる。
実際、初日に波が無く、ポンペイ島の北東にあたるMant Passageにサーフィンをしに行ってみたが、波はでかけりゃインサイドが浅いということで、相方と二人そろってあっさり板を真っ二つにした。
ってことで、P-PASSの波が上がるまで待つことに。
P-PASS周辺は日本じゃありえない程水がきれいだから、シュノーケルをしてモリで魚を突くなり、ボートの上でビールを飲みながら波に揺られるなり・・・
とにかく、何をしてても気持ちが良い。 何よりも混雑と無縁の場所だから、波が小さけりゃ人が来ない。大海の真ん中でまったりできる。
ちなみに、前回も書いたがポンペイでサーフィンをするならNihco Marine Parkに行って船を出してもらうか、Pohnpei Surf Club (PSC)で船を出してもらうかの2通りしかない。
まったりしたければ、Nihco Marine Parkをおすすめする。ビールも言えば準備してくれて(しかもAsahi)、まずは海に出て釣りかモリで魚を捕まえて、そのまま船の上で刺身にして食べながらビールで乾杯なんてセレブな遊びができる。 Nihcoに泊まってない僕らは船を出してもらうのに幾らかお金を払ったが、”幾らか”程度だ。
Nihcoのみんなはお金にあまり執着していないので、一緒に楽しむには最高だ。
波は徐々に上がってきた。
Magic Sea Weed を開いて、左上のロゴの下、(アジア▽日本▽)のエリアを太平洋・ミクロネシアにして、スポットでPohnpeiを選べばわかることだけど、Pohnpeiも毎日がエキスパートオンリーの波になるわけではない。
頭半以上になるとそれなりに流れも出てきて、大半を日本でサーフィンしている僕らみたいなオヤジサーファーにはきつくなってくる。そして、それくらいのサイズであれば、船はPSCに出してもらった方がよい。PSCにはジェットスキーもあるし、いざというときにやはり頼りになる。
反対に、それまでのサイズであればポンペイに2ヶ月も3ヵ月も滞在しているコアなサーファーはエントリーしてこないし、頭くらいの波を貸し切りで遊べる。
そして、そんな僕らをSUPで子供連れが見学しに来たりする。 水は綺麗で温かい、太陽はサンサン、波は十分、人はいない。 まるで楽園だ。
船からこの海にエントリーする。
こうして、1回目のPohnpeiは最高の思い出とともに終了。
グアムにあるサーフショップ・Lotus Surf ShopのASPライダー・フレッドはここポンペイの出身。後日グアムで彼と話している際に、ポンペイの話に。
彼曰く、 「サメを見なかったか?P-PASSでサーフィンをしている時はいつもサメが怖かったよ」 とのこと。 ・・・
言われてみれば、確かに環礁が急に深くなっていてP-PASSの先はとてもじゃないけど海底が見えないくらい深くなっている。だからサメも狙いやすい??
P-PASSでサーフィンする人がまだ少ないからシャークアタックが話題にならないだけで、将来的には何かあるかもね・・・
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